歯周病の種類について🦷実は歯周病にもいくつかのタイプがあります
こんにちは。千歳船橋の はぎの歯科医院 です。
歯周病は「歯ぐきの病気」というイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、実は進行度や原因によっていくつかの種類があります。日本人の約8割が歯周病、またはその予備軍と言われており、決して珍しい病気ではありません。
今回は、歯周病の主な種類と特徴について、わかりやすくご紹介します。
歯肉炎(しにくえん)
歯肉炎は、歯周病の中でもっとも初期の段階です。
歯石や歯垢(プラーク)の中で歯周病菌が増殖し、歯ぐきに炎症が起こります。
主な症状
歯ぐきが赤く腫れる
- 歯みがきの際に出血する
痛みなどの自覚症状が少ないため見過ごされがちですが、この段階でしっかり治療とケアを行えば、改善が期待できる状態です。
慢性歯周炎
歯肉炎が進行すると、慢性歯周炎へと移行します。
歯ぐきだけでなく、歯を支える骨(歯槽骨)にも影響が出始めます。
主な症状
- 歯ぐきの腫れ・出血
- 口臭
- 歯のぐらつき進行すると歯が抜けてしまうこともあり、
慢性歯周炎は 軽度・中等度・重度 の3段階に分かれています。
できるだけ早い段階での治療がとても大切です。
侵襲性歯周炎
侵襲性歯周炎は、進行が非常に早いタイプの歯周病で、
以前は「若年性歯周炎」と呼ばれていました。
特徴
- 10〜30代の比較的若い方に発症しやすい
- 短期間で重症化しやすい
遺伝的要因や体質、細菌への抵抗力などが関係しているとされ、ご家族で似た症状が見られることもあります。
妊娠性歯肉炎
妊娠中はホルモンバランスの変化により、歯ぐきに炎症が起こりやすくなります。
つわりによる歯みがき不足や食生活の変化も影響します。
妊娠中の歯周病は、早産や低体重児出産のリスクを高める と言われており注意が必要です。
安定期に入ったら、無理のない範囲での歯科受診をおすすめします。
慢性剥離性歯肉炎
歯ぐきの表面が剥がれ、びらん(ただれ)を伴う歯肉炎です。
生理不順や閉経前後の女性に多く見られます。
特徴
歯ぐきの強い痛み
- 接触痛・知覚過敏
- 食事や歯みがきがつらくなる
皮膚疾患(扁平苔癬など)が関係することもあり、治療には時間がかかり、再発を繰り返すこともあります。
薬の副作用による歯肉炎
抗てんかん薬や一部の降圧剤などの影響で、
歯ぐきが腫れることがあります。
重症になると歯ぐきが歯を覆ってしまうこともあるため、歯科医師と内科などの主治医が連携しながら治療を進めることが大切です。
歯周病に似た症状「咬合性外傷」
噛み合わせの不具合により、歯や顎の骨に過剰な力がかかり、歯を支える骨が徐々に吸収されてしまう状態を「咬合性外傷」といいます。
歯周病と似た症状が出ますが、原因と治療法は異なります。
正確な診断が重要です。
セルフケアだけでは改善が難しい歯周病もあります
歯周病の主な原因は歯垢(プラーク)です。
日々の歯みがきや歯間ブラシ、フロスによるケアはとても大切です。
ただし、
進行が早いタイプ
- 専門的な治療が必要なケース
では、セルフケアだけでは改善が難しいこともあります。
気になる症状がある場合は、早めに歯科医院へご相談ください。
まとめ
歯周病にはさまざまな種類があり、
症状や進行度によって治療方法も異なります。
はぎの歯科医院では、
患者さまのお口の状態を丁寧に確認し、
できるだけ負担の少ない治療と予防を大切にしています。
「歯ぐきが腫れる」「出血しやすい」「口臭が気になる」など、
小さな変化でもお気軽にご相談ください。
歯周病は 早期発見・早期治療 が何より大切です。
千歳船橋徒歩2分 はぎの歯科医院